(野村萬斎っぽくゆったりと低く落ち着いた声で)
いつもありがとうございます。本日も胡桃丸のお部屋へようこそいらっしゃいました。
とんでもなく寒い日が続いておりますので体調に気をつけていい毎日をお過ごしくださいね。それではまた。
おい!
大変失礼いたしました。本日は最近わたくしを襲う引きこもりたい病のお話です。
ぜひ最後までお付き合いいただきますようお願いいたします。
引きこもりたい病って?
(ここでマツコ・デラックス登場!)
簡単にいえば、仕事に行きたくないってこと。
なぜ仕事に行きたくないのか?それは雪道の運転が怖いから。それにただ単に寒いから。
冬は寒いからあったかいおうちに引きこもりたい。引きこもっていたいのよーーーーー!
冬でも通常の場合はまぁいいの。冬の景色はとってもきれい。言葉を失うほど美しくキラキラしている。少しだけ早めに家を出て、写真を撮りつつ出勤することも珍しくない。
でもね、シーズンに1、2回、ものすごい寒波がやってくるのよ。10年に一度とか、今シーズン最強とか天気予報でいうやつね。まさに冬のラスボス襲来!今もニュースで言ってるじゃなーーーーい!!
そのラスボスがやってくるときはもう〜たまらない!!ホントにイヤ!!!
いくら寒くても雪が降っても家にいることができればいいの。
朝の始業時間に間に合うように出勤するのがホントにイヤなの!
言い忘れてたけど、わたしは山の中に住んでいるのね。田舎暮らしというか、自然がいっぱいのところで静かに暮らしてみたかったの。今の住まいに軸足を移して7年になるけど、ホームシックにかかって辛いときもあった。
ちょっと変わった雰囲気の人たちが多い職場だったから馴染むのも大変だったし・・・。まぁ職場のことはいいわ。また別の機会にでも話すわね。今まで胡桃丸のお部屋に来てくれたことのある人は変わった雰囲気の職場だってこと少しは知ってるかもしれないけど。職場のことはまた別の機会にね。
とにかく、ラスボス襲来のときは雪道の運転がホントにイヤなの!!とにかく寒すぎるのよ!!!
なんでそんなにイヤなのさ?
ただ単に寒いだけじゃないのよ。
ここはいわゆる観光地で夏は避暑、登山や高原散策、冬はスキーやボードのお客さんが多いわけ。だから冬でも雪道なのにけっこう交通量多いのよ。みんな早朝から滑りたいじゃない!だから朝からわんさか山を登ってくるの。
山の上に住んでる人って意外に多くて、定住している人もいれば別荘族もいるわね。でね、問題は遊びに来る県外ナンバーの車じゃなくて地元の車なのよー!
地元の人たちって雪道に慣れてるせいか、もんのすごいっスピード出すの!雪道の直線を時速70〜80kmのスピードで下ってくわけ。さっき話したように朝から山を登ってくる車もたくさんいて、その隣の車線をビューーーン!!って下っていくわけよーーー!!
路面は圧雪が朝日に照らされてテカテカしてるし、部分的にはアスファルトなのか凍っているのかわからないところもあるのよ。いわゆるブラックバーンってやつよね。
山道だから直線ばかりじゃなくてカーブも多いしアップダウンも多いの。そんな状況の中を恐る恐るわたしが運転しているとルームミラーにいつの間にか後続車が映っていてピッタリと張りつくように追ってくるわけ!
もーやめてーーー!!しかないわよね。わたしとしては。ホントに勘弁してもらいたい。ホントにやめてほしい。
これだけあおり運転とか危険運転とか社会問題になってるじゃない。それなのになんなの!あの人たちは!!もうひどいったらありゃしない。ホントに命の危険を感じるわよ。
警察にはああいう危険な車をしっかり取り締まってほしいわね。街ん中でコソコソ隠れてやってんじゃないわよ、まったくもう!
え?まさかの追突事故
忘れもしないわよ。ラスボスが襲来したある冬の朝。わたしね、前の車に追突しちゃったのよ。10mくらいスリップして。
本人は冷静じゃないから距離がどうとかそんなことわからないけど、たまたま近くにいた警官に後で聞いたの。
「良く滑ったねーー。確実に10mは行ってるよねーー。はいはいーー気をつけましょうねー。」だってさ。知らないわよそんなこと!気が動転してああああぁぁって感じなんだからさ。
その日はラスボスが来て路面状況が凄まじかったわけ。わたしは坂を下っていくんだけど、上ってくる車がスリップして上れないくらいの路面状況だった。
それを目の当たりにしながら「やばいな〜」って思いながら注意してたのに、ツルツルツル〜〜〜〜って車が滑ったの!アクセルなんか踏んでないわよ!ただ重力に任せてクリープ現象っていうの?それでゆっく〜りブレーキ踏んでただけよ!
そしたらさぁ止まらないのよ、これが!!車体がわずかに斜めってそのままゆっく〜りガッシャーーーん!!!!よ。
一瞬なにが起きたのかわからなくて目の前が真っ暗になったわ。??????って頭の中は?ばかり。
近くにさっきの警官がいてね、坂を上れなくて四苦八苦してた車をうんしょ、うんしょと押してたの。その警官に導かれて交番に行って聴取されたわけ。
ホントに追突した相手には申し訳ない気持ちでいっぱいだったわ。自分にはどうしようもなかったしスリップを止める術もなかったのよ。本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだった。
事故るとその瞬間すべてが空っぽになるわ。身も心も放心状態というか、わけわからなくなっちゃって。
お相手もその日の路面状況を理解していて、わたしの車の動きもルームミラーで見てたらしいのね。それでね、仕方ないですよって言ってくれたのが唯一の救い。
でもね、本当に申し訳ありませんでした。届かないかもしれないけど、あらためておわび申し上げます。本当にすいませんでした。ごめんなさい。
運転には最大限の注意を!!
わたしの追突話を披露したけど、みんな!明日は我が身よ!!
車だけじゃなくて自転車の事故も多いというし、電動キックボードも事故報告が多いわよね。凍ってるかもしれないと疑うことが大切ね。
歩いてて滑って転んで近くの人に蹴り入れちゃうこともあるからね。ホント気をつけて。シャレにならないわよ。
職場の廊下を歩いていても廊下が交差するところなんかでは人にぶつかりそうになるときがあるくらいだから、とにかく十分に注意しないといけないの。ホントに人の命や身体に関わることだからね。本当のことよ!!
小さな命を守ってほしい!
(最後は野村萬斎っぽく、ゆっくりと。)
本日はマツコ・デラックスさんに登場していただきました。いかがだったでしょうか。
雪道に限らず、車を運転するときは車間距離をしっかりと保ち、周囲の状況や路面状況に気を配りながら安全運転を心がけたいものです。自転車やキックボードも同様です。
社会的にどうか、罪になるか、ということではなく、人の命や身体に関わることですので十分にお気をつけください。
郊外では野生動物が道路で遊んだり、ネコが飛び出してくることもありますのでどうかお忘れなく。人間はもとより、小さな動物の生命の尊厳も守っていただきたいことをお願いして本日のお話を終わります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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