「これってパワハラじゃないの?」職場で感じた出来事

本日も胡桃丸のお部屋へようこそ!

お元気でいらっしゃいますか?身体が資本ですから体調に気をつけてお過ごしくださいね。

さて、みなさんの職場にはイヤな上司、先輩はいませんか?

会社で仕事をしていると、明らかにパワハラとは言えないまでも、「これってパワハラじゃないの?」と思う瞬間ありますよね。明らかな暴力や暴言、あからさまないじめ、などは真にパワハラ行為と言えますが、パワハラ境界線のグレーゾーンにあたる言動って結構あるんじゃないか、と思います。

上司や先輩からきつい言葉や無理な仕事を押し付けられた方も少なからずいらっしゃるのではないでしょうか?

その言葉を吐かれたときに、受け取った側はどう感じるのか?

全く経験のない仕事を丸投げされて、いったいどうすればいいのか?

上司や先輩だって、ちょっと考えていただければわかると思うのですが・・・。

そういうのって絶対に許せないですよね!

部下や後輩の気持ちをよ〜く考えてほしい!

もう、いい加減にしてもらいたい!

でも残念ながら、そういう問題事ってあまり表面化しませんよね。部下や後輩はすごく困っていて、場合によってはそのことばかり考えてしまって夜も眠れないこともあるのに、どうして上司や先輩の高圧的な態度は無くならないのでしょうか?

今日はそんな「これってパワハラじゃないの?」ということについて、わたしなりに少し考えてみたいと思います。

目次

具体例

仕事を丸投げされる

  • マルチタスクで締め切りに追われているにも関わらず、次から次へと仕事を押し付けられた。
  • 「〇〇さん、時間ありそうだから」と言われて仕事を押し付けられた。
  • 先輩から「これは下の仕事だから」と大量の仕事を押し付けられた。
  • 面倒な仕事はいつも下に任せて、あれこれ口だけはさんでくる。
  • 締め切りが迫っている仕事を抱えていて忙しいので仕事を断ったら、急にキレられた。

仕事をやりたくないのではなく、仕事を受けたくても受けられない状況という時もありますよね。仕事の依頼をする時は課内や係内をよく見て、分散できるものであれば分散させてほしいものです。締め切りが迫っている仕事を抱えていて忙しいというのも、仕事を断る正当な理由です!

仕事を教えてもらえない

  • 経験のない仕事なので最初の段取りだけ教えてもらおうとしたら「自分で考えろ!」と怒られた。
  • 書類の在処がわからないので聞くと、わからないと言われた。👉じゃあどうすればいいの?
  • 前任者からの引き継ぎがなかったので、仕事の詳細がわからず困ったが誰にも教えてもらえない。
  • 係の人数が少なすぎて皆多忙を極めているため、仕事で困っても聞ける相手がいない。
  • 上司にわからない点を教えてもらおうとしたら「昔はみんな見ようみまねでやったもんだ」と言われた。
  • 特定の人にはアドバイスや指示を出すが、他の特定の人には全く仕事を教えず罵倒する。

部下や後輩によって、接し方を変える上司や先輩ってイヤですよね。部下や後輩が何でも教えてもらわなきゃできない指示待ちのロボット的な存在ではいけませんが、経験の無い仕事や書類の在処がわからないなどは、自力で解決するにも限界があります。教えてもらわなきゃできない仕事だってあるんです!!

なぜパワハラまがいの言動は無くならないか

パワハラというと非常にネガティブなイメージがありますよね。

2020年6月(大企業)と2022年4月(中小企業)のパワハラ防止法施行に伴い、パワーハラスメント防止のための雇用管理上の措置が企業に義務付けられることとなりました。

にもかかわらず、パワハラまがいの言動はなぜ無くならないのでしょうか。

わたしは自分の経験から次のように考えました。

  • 上司、先輩と部下、後輩の世代間ギャップ
  • 上司、先輩の無自覚
  • 問題があっても事実を言い出しにくい雰囲気
  • 上司、先輩が組織で重宝されている

上司、先輩と部下、後輩の世代間ギャップ

わたしの経験上、

上司、先輩の世代は、「昔はこうだった」とか「よく上司や先輩に怒鳴られたもんだ」など、過去のやり方や価値観に固執する傾向があります。そのやり方や考え方を部下や後輩に押し付けても価値観が違いすぎて

お互いの価値観がノットイコール「正しい」≠「正しい」となってしまいます。

精神論的なことや根性論的なことを言われたことがありますが、

「はっ!?いつの時代の話だよ?」って反抗心しか芽生えません。

お互いの価値観が違う上に、立場が上である上司・先輩が自らの価値観に固執すれば、パワハラまがいの言動につながりやすくなります。

上司、先輩の無自覚

これもわたしの経験ですが、パワハラまがいの言動をする上司、先輩は、部下や後輩を困らせている自覚が無いのだと思います。無自覚ほど、どうしようもないことはありません。

たいがい上司や先輩は、きつい言葉を使ったり、無理な仕事を丸投げするときにこう考えているフシがあります。

  • 俺は(私は)、部下や後輩のことを思って言っている。
  • 俺は(私は)、部下や後輩の将来のために言っている。
  • (この仕事は難しいかもしれないが)この経験が将来役に立つ。
  • 「やれない」、「できない」の選択肢はない。
  • 俺(私)のいうことも、(部下、後輩に)そのうちわかる。

一見すると、とても部下思いだったり後輩を大事にしている人なのかな、と思ってしまいますが、受け取る側にこのような考えはなかなか伝わりません。

たいていどこの会社でも経費削減、人員削減で昔に比べて社員数がかなり減っていると思います。

昔、社員数が多かった時代は隣の同僚や先輩に仕事を教えてもらったり話を聞いてもらうことも出来ましたが、今は仕事量に対して社員数が少ないため、みんな目の前の仕事で忙しすぎて仕事を教えてもらいたくても話しかけるタイミングすらわからない、ということが多いです。

結果的に自分で仕事を抱え込んでしまったり、進捗が遅れてしまったり、と何もいいことはありません。

自分のことを思って言ってくれてる(指導してくれてる)のであれば、言いっぱなしや丸投げにしないで、ちゃんとフォローしてほしいものです。

それに、今自分がこんなに苦しい思いをしているのだから、将来自分の部下や後輩には同じ思いをさせたくありませんよね。

👉 パワハラまがいの上司や先輩の言うことなんてわかりたくない(わからない)。

上司や先輩には、部下や後輩の身になってよく考えてほしいものです。

問題があっても事実を言い出しにくい雰囲気

組織内で弱い立場にある人は、たとえ「これってパワハラじゃないの?」と思っても、言い出しにくい雰囲気がありますよね。

否定されたらどうしようとか、これ以上つらい思いはしたくない、と考えてしまい周囲の目もあるため、相当の勇気がなければ言い出せませよね。

上司、先輩が組織で重宝されている

これもわたしの経験ですが、パワハラまがいの言動をする上司や先輩は、いわゆる仕事ができるタイプやパワフルなタイプが多く、組織的には重宝されている人であることが多いと実感しています。

だから被害者は余計、周囲に助けを求めにくい雰囲気があります。

パワハラまがいの当事者が意気揚々としている姿を見ると、さらに落ち込んだり、さらにさらにイヤな気持ちになってしまいます。

まとめ・パワハラまがいに遭遇したらどうしたらいい?

明らかなパワハラであったり、悪意を感じる、暴力、暴言、いじめ、などは問題外ですが、一番厄介なのはグレーゾーンのパワハラまがいです。

どこからがパワハラなのか境界線が不明確でもあり、対応できないと考えてしまうのが普通だと思います。でも、一番大切なことは、問題を1人で抱え込まないことです。

問題を1人で抱え込んで悩んでいると、うつ病になって会社を休職せざるを得なくなったり、場合によっては退職しなければいけない事態に陥ることも考えられます。

早めに同僚や家族など信頼のおける人に相談し、社内のパワハラ対策を講じている部署など、しかるべきところに相談しましょう。

本日も最後までお読みいただきありがとうございました。

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